Xeonには、MTV2000(TV録画用ボード)とACEDV(デジタル・アナログキャプチャボード)というカノープス製のPCIボードがささっていました。
MTV2000については、2000年以来、現在に至るまでアナログ放送をひたすら録画。よく働きました。
現在は主力がMTV2000Plusなんですが、とり損ねがでないようにサブで録画を行うことがありました。最近はいろんなキャプチャボードが出ていますが、アナログ用を買い換えるのももったいないのでこのまま使い切ります。
今回Xeonを主力から引退させるに当たって、このボードも引退勧告。
ACEDVは、Xeonを購入した頃に超編UltraEditというカノープス製のソフトが出たとき、ボードとセットで購入したもの。
IEEE1394で取り込み、書き戻しができるほか、アナログ入出力が可能です。
いまではIEEE1394はどこにでもついていますが、アナログ出力はビデオカードなどについた端子を利用するなど、わずかしか方法がありません。
当時、私はアナログ出力に魅力を感じて購入しました。S端子でテレビに接続して、実際に作成した動画がどう見えるかを確認できるんです。セレクターを切り替え、VHSデッキに録画することもありました。今でこそDVD全盛ですが、購入時はVHSで手渡す方が確実だったからです。
これは重宝しました。(カノープス製のソフトでないと、この出力は役に立ちませんが。)
なにしろ、テロップを入れるにしても、配置を事前に確認できるし、動画の見えない部分がどこかを調べられます。
現在はエディウスJというソフトに置き換わるようで、超編はVISTAに対応しないようです。
ああ、これでACEDVも終わりか、と思ったんですが、なんと、エディウスJにボード付き34800というラインナップがあるではありませんか。
これはもしやと思い、早速体験版をダウンロード。
結果はOK!!!
これでVISTAになっても、アナログ出力を使って、映像を作ることができる!
もうひとつ、驚きの事実がありました。
超編はHDVを取り込めません。ですから他のソフトでAVI形式で取り込んだんですが、編集再生ができました。
ただ、アナログ出力はできません。
でも、いったんMPEG2(25M)に置き換えて、編集モードに並べると、なんとアナログ出力されるではないですか。
これにはびっくり。
おお、ACEDVよ、まだまだ現役!HDV全盛の時代が来ても、おまえは役に立つだろう。
ただし、編集モードで4:3から16:9に切り替えても、アナログ出力は4:3のままです。これは仕方がないんですが、私にとって欲しかった機能、アナログ出力が生きている以上はこれを使い続けることでしょう。
エディウスJをちょこっと使った感想。
HDVは扱えるけど、インターフェイスが超編からがらっと変わってより初心者向けになった感じです。
慣れるのに時間がかかりそうですし、簡易なことしかできないようですが、ボーナス時期の購入予定に入れてしまいました。
このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。
最近のコメント