SONYのHDVカメラ,HDR-HC1。すでに3年前の商品です。
(※写真はSONYの商品紹介ページより)
ホームページを観ると,HC9が現行機種のよう。知らない間に随分代替わりしていました。
ハイビジョンで撮影できるというHDVカメラに触手を伸ばし始めた頃,まだまだドでかいカメラ本体の大きさに「これは肩こりの元凶だ」とあきらめていたのを思い出します。肩で担ぐタイプから,片手で下げられるコンパクトサイズになって,ちょうど購入予算もあったことから思い切って購入したHC1。
DVテープにHDVで記録できるし,動画撮影中にも静止画撮影ができるのが魅力でした。
DVカメラが主流の時期に,ビデオカメラで静止画100万画素の撮影ができるし,何より10xズームが効きます。3xのデジカメでは保育園の発表会や運動会では小さくしか写らないので,デジカメとしても重宝しました。当然、今も役立っています。
今ではHC1よりも容積比1/2サイズのハイビジョンビデオカメラも登場していますね。新しいデジカメが欲しくって探していた頃には,SANYOのXactiにも触手が動いた時期もありました。
こちらは防水仕様へ好みが移って、最終的にはPENTAX W60になったわけですが。
昔言われていた「パスポートサイズ」をさらに下回る大きさのものまで。DVDやHDD,SDHCカードなど,録画メディアも多岐にわたっていて,今頃DVテープを使った録画なんて…という感じです。
でも,聞くところではSDHC等に録画する方式ではブロックノイズが乗りやすく,ビットレートもDVテープよりも低いため(HDV MPEG2 25M,※HDDのHDR-SR11の場合 最高画質MPEG4 AVC/H.264 16M)に画質が落ちるとのこと。
買い替えも検討していましたが,これに気をよくして「HC1,まだまだ現役!!」と,今では重いビデオカメラの部類に入る撮影機材を手荷物として旅行に出発!
オーストラリア旅行では,大活躍です。
肩こりに悩まされる重さでもありませんでした。
録画のCMOSセンサー性能のためか暗い場面は苦手。でも,シドニー湾の夜景動画はきれいに撮れました。
ときどき静止画キャプチャができていないところもあって,「え,なんで?」という場面もありましたが,それは動画から切り出せば良いだけの話。
イタリア旅行には荷物になるビデオカメラは持たずにデジタルカメラだけでした。それで随分後悔しましたので,今回はハイビジョンカメラとペンタックスW60の2台です。
バッテリーはMサイズと付属のSサイズの2個。毎日充電が必要でしたが,バッテリー充電器はワールドワイド対応なので,コンセントの変換プラグさえ準備していれば問題ありません。
で,どこに大活躍!したかというと,娘の自由研究。
海や動物観察では観るのに一生懸命でシャッターチャンスをとらえての撮影は素人にはなかなか難しいものです。
動画で撮影しておけば,あとでビデオの中からいいシーンを抜き出せば良いわけです。これが解像度720×480のDVカメラでは画質が悪くなるところですがハイビジョン。動画中から1440×1080で切り出せます。
W60では撮影できなかったカモノハシなどの動物の姿をHC1の録画から切り出し,印刷。娘の自由研究となるオーストラリア旅行記に貼り付けて完成。(父は印刷だけ。細かな作文指導は母が行いました…)
現在は取り込んだHDVを2時間程度にまとめてDVDを作る予定です。これまでの家族の記録はDVテープのままでしたが,今回初めてDVDまで仕上げます。これも時間と精神的なゆとりが持てる今だからこそ。
さあ,お盆休みも終わりました。そろそろ本格始動に向けてモード切替をしないと。
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