映像や資料はまあ仕方ないで済む。
でも、家族写真がぶっ飛んだら、これは仕方ないでは済まない。以前Mac系の雑誌で、同じようなネタで漫画が書いてありましたが、思い出の写真、特に紙に焼いていないデータがぶっ飛ぶというのは非常に困ります。
そのためのLANDISKだったんですが、これほどRAID5が役に立たない(IODATAのLANDISKが役に立たない?)とは思いませんでした。特に再構築後に壊れるという、ふざけた壊れ方をされては怒りのもって行き場がありません。
データサルベージなるものを頼もうかとも思ったんですけど、700GB以上あるデータですから、アドバンスドテクノロジーという会社のページを見ていると30万近くかかりそうです。
落胆しながら家族写真のデータを探しました。
特にこの夏のオーストラリア旅行写真は貴重な思い出です。
以前使っていたLANDISKに2007年後半までのデータは残してありましたから、古いデータはすぐに見つかりました。
でも、それ以降、今日までのデータが亡くなりました。
あちこち探すと、…意外と断片が残っていました。
まずMacbook。iPhotoはメディアを挿入するとコピーをとるかどうか聞かれますが、コピーをとっていたデータから2007年度後半のデータが見つかりました。
HC1。オーストラリア旅行に出かける前にメモリーを2GBに新調したんですが、以前使っていた256MBのメモリーに2008年最初の頃に次男と遠足に行ったときの写真が残っていました。この時は妻だけが仕事でいけず、子供三人連れて出かけた数少ない思い出でしたから嬉しかったです。
いつもはメディア交換をする際にフォーマットするんですけど、今回は無精していたのが幸いしました。
オーストラリアに持って行ったメモリーはフォーマットせずに写真を追加して使っていたので、これも取り出せました。
妻用に買ったPentaxW60。一度もフォーマットされていないので見事にデータが残っていました。オーストラリアで海中に沈めて撮影した写真もきっちり残っていました。
古いデジカメのメディア。よくブログ用の写真を撮ったり、資料の写真を撮ったりするのでたまに中身をまとめてバックアップをとるんですが、それがメインのパソコン内に残っていました。
…全てが取り出せたわけではありませんが、いろんなところに散らばっていたデータが今回結構役に立ちました。
いつもはあちこちにバックアップしてどれが最新かわからなくなるんですが、辛くもそれが役だった形です。
さすがに映像データのバックアップはとっていません。
ですから、これまでの大切な美術関連の映像はほぼ壊滅です。NHKのシルクロードやアーカイブ、こつこつと貯めていった映画、こどものアンパンマンやかいけつゾロリなども×
もっとも、最初から無いのだ! と思えば耐えられるデータなのであきらめもつきます。
あきらめがつかないのが家族写真という思い出のデータ。
これからも増え続けるデータをどう守るか…考えないといけないなあ…
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